お葬式の基本知識:安置所とは

人が亡くなると、死亡後24時間以上経過していないと火葬を行うことができません。そのため、通夜や告別式を行わない直葬でも、死後に少なくとも1日間は遺体を保管しなければなりません。
遺体は室温で放置するとすぐに腐敗が進むので冷蔵保存する必要があり、遺体を保管するための施設が安置所です。遺体を保管する際は、ドライアイスを使用するか、安置施設に備え付けられている冷蔵設備で低温状態を保ちます。
病院や警察署には遺族が遺体を引き取りに来るまでの間に一時保管用の場所として、専用の安置所が設置されています。
遺体を引き取った遺族が葬儀・火葬を行うまでに遺体を保管する際も安置所が利用されます。葬儀のために遺体を保管する際は利用する葬儀社の安置所を借りるか、公営斎場を利用する場合には斎場の施設を利用します。
遺体を安置所に保管する場合には時間制または1日単位で安置費用が必要です。民間の施設であれば1日あたり1~3万円程度、公営施設であれば1日あたり数千円程度の費用がかかります。
首都圏では葬儀場や火葬場が不足しているため、葬儀を行うまで1週間かそれ以上の期間にわたり安置施設を利用する場合があります。